“天空の暴食者“ディビック・モー【タイラントスカイホエール】
- 知能
- 低い
- 知覚
- 五感
- 反応
- 中立
- 言語
- 海獣語
- 生息地
- 山岳、浮遊大陸
- 知名度/弱点値
- 18/22
- 弱点
- 風属性ダメージ+3点
- 先制値
- 20
- 移動速度
- ―/25(浮遊)
- 生命抵抗力
- 22 (29)
- 精神抵抗力
- 21 (28)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
噛みつき(頭部) | 17 (24) | 2d+18 | 17 (24) | 15 | 146 | 48 |
体当たり(前半身) | 18 (25) | 2d+20 | 16 (23) | 13 | 128 | 39 |
体当たり(後半身) | 18 (25) | 2d+20 | 16 (23) | 13 | 128 | 39 |
尾びれ(尾びれ) | 19 (26) | 2d+15 | 15 (22) | 12 | 116 | 32 |
- 部位数
- 4(頭部/前半身/後半身/尾びれ)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]名のある魔物
この魔物には剣のかけらが「14」個入っています。
[常]向きが合わない
身体が大きすぎ、正面の敵には尾びれの攻撃が届きません。
[部位:頭部]が近接攻撃を行った対象には、[部位:尾びれ]による近接攻撃を行えません。その逆も同様です。
[常]水・氷属性無効
●頭部
[主]超音波アタック/15(22)/生命抵抗力/消滅
「射程/形状:2(30m)/射撃」で、「対象:1体」で指向性の高い超音波をぶつけ、麻痺させます。対象は、30秒(3ラウンド)の間、あらゆる行動判定に、-2のペナルティ修正を受けます。この効果は累積しません。
耳が聞こえない状態(Ⅱ-81)にあるキャラクターはこの効果を受けません。
[常]怒りに燃える
[部位:前半身][部位:後半身]いずれかのHPが0以下になると、[部位:頭部]は「[常]連続攻撃Ⅱ」を得ます。
●前半身
[常]攻撃障害=不可・不可
巨体が攻撃を妨げます。
[部位:頭部]は近接攻撃・射撃攻撃の対象になりません。この能力は、[部位:前半身][部位:後半身]いずれかのHPが0以下になると失われます。
[主]吹き出す濃霧のブレス/18(25)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(30m)/射撃」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」に「2d+16」点の水・氷属性の魔法ダメージを与えます。さらに抵抗に失敗した対象は、10秒(1ラウンド)の間、命中力判定と回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
この能力は、連続した手番には使えません。
●後半身
[常]攻撃障害=不可・不可
巨体が攻撃を妨げます。
[部位:頭部]は近接攻撃・射撃攻撃の対象になりません。この能力は、[部位:前半身][部位:後半身]いずれかのHPが0以下になると失われます。
[常]痛恨撃
打撃点決定の出目が「10」以上だった場合、打撃点をさらに「+12」点します。
●尾びれ
[宣]テイルスイング
近接攻撃可能なキャラクターを任意に5体まで選び、それらに尾びれでの攻撃を行います。命中力判定は一括で行い、複数に命中した場合、ダメージは個別に決定します。
戦利品
- 自動
- 空鯨の龍涎香(8000G)
- 2-6
- なし
- 7-11
- 風の結晶(1600G/-)
- 12-
- 天津風の結晶(3200G/-)
解説
本来、浮遊大陸や、標高の高い山岳地帯を縄張りとするこの空飛ぶクジラは、長い時間を生き続けて成長し、全身が真っ白な体に多数の古傷を刻んでいます。体長は約30メートルに達し、その存在感は圧倒的です。
一般的なスカイホエールは、空を飛ぶ小鳥などを捕食し、人間を襲うことはほとんどありません。しかし、この個体は人間に対して恨みを抱いているのか、自分の縄張りに、飛行船や、人の集団が侵入したのを見ると攻撃を仕掛けることがあります。また、人が建てた家屋やテントを破壊する行動も見受けられます。
さらに、その巨大な体に伴う食欲は尋常ではなく、山中の鳥たちが消えてしまう程です。鳥を捕食し尽くすと、次は地上にいる獣にも襲いかかるため、その存在は周囲の生態系にも大きな影響を及ぼしています。
この魔物を討伐した者は、「空の守り手」(名誉30点)の称号を得ます。
―――
【おまけ:名前の由来】
昔、魔法王国時代の王国に、老いてなお恐れられた一人の王がいました。
その名は「ディビック・モー」。
権力に、食に、性にと、何かとあまりにも貪欲で、それがきっかけで滅亡を招いたという暴君の名を取って、人々はこの白鯨のことを呼んでいます。
「あんまり欲張ると、モーになるよ」「食べてからすぐに寝るとモーになるよ」とは、子供たちを叱る言葉の常套句なんだとか。