〈聖典:砲の裁き〉
- 知名度
- 16
- 形状
- 一冊の分厚いライフォスの聖典/先端に白い宝玉が嵌った杖
- カテゴリ
- 〈スタッフ〉Sランク
- 製作時期
- 魔法文明時代
- 概要
- 神の敵を葬るべく作られた杖
- 効果
-
[準][補]裁定者の決断
聖典から杖へと形状を変更します。この効果を使用するにはMPを「2」点支払う必要があります(デフォルトは聖典です)。
杖の形態の場合、以下の効果を使用することが出来ます。[常]御使いの一撃
この装備の装備者が主動作で魔法を行使して[分類:蛮族]、[分類:アンデッド]の魔物を攻撃するとき、その行使判定に「+2」、与えるダメージに「+1」します。この時、前述の対象の精神抵抗力判定を突破した場合、10秒(1ラウンド)の間、光の鎖で縛め、対象の命中力、回避力を「-1」します。「抵抗:必中」の魔法でこの効果を使用した場合、対象の精神抵抗力判定を突破したものとして扱います。
[主]先導者の言の葉
杖から聖典へと形状変更します。この効果を使用するにはMPは必要ありません。
聖典の形態の場合、以下の効果を使用することが出来ます。[常]試練を課すもの
聖典の上に手を乗せて、一定の誓いを自らに課します。具体的には「[常][常]をする」「[常][常]をしてはならない」等明確なものです。
この誓いはセッションの間有効であり、この誓いを守る形でしか杖形態の効果を使用することは出来ません。この誓いは主動作で行い10秒(1ラウンド)の時間が必要です。シナリオ中、この誓いを守るための行動をする時、1度だけ行為判定の達成値に結果を見た後で「+1」のボーナス修正を得ることが出来ます。このボーナスは1シナリオに1回だけ有効です。
GMは、誓いが明確でない、行動に沿ってないと指摘することで、このボーナスを却下することが出来ます。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 2H 10 +1 20 ⑫ ―
由来・逸話
魔法文明時代中期頃に存在したとされる神官にして魔法具作成師でもあった"聖剣打ち"マクシミリアン・ロンダルキアの作品です。
聖務を帯びた神官戦士に追従する神官が携行するために作られたものとされており、構造変化の機構が仕掛けられています。
特徴的なのは、自らに課す形での"試練"を行動強化のためのバネとしても扱える仕組みを備えており、神官たちの生還に寄与したと言われています。また、神敵への攻撃の手段としての機構も用意されており、思想が行き過ぎた神官には扱えないものとして不評であったという記述も残されています
聖典の端に走り書きされたメモのようだ
―――、主よ、導き給え、救い給え
――――、故に我に与え給え、課し給え
―――――、限りある人の身であるからこそ、御身の教えを守護する者なれば