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ゴミの王(バレンタイン仕様) - 星の標
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ゴミの王(バレンタイン仕様)

分類:魔法生物
知能
人間並み
知覚
魔法
反応
敵対的だったり、友好的(のつもり)だったり
言語
魔法文明語、たまに交易共通語も話すやつもいる
生息地
どこでも
知名度/弱点値
15/19
弱点
特殊
先制値
17
移動速度
20
生命抵抗力
14 (21)
精神抵抗力
14 (21)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
蹴り 13 (20) 2d+14 12 (19) 8 93 53

特殊能力

[常]弱点は破るためにある

 魔物知識判定判定で弱点を突破した時にこの能力は発動します。戦闘が開始して最初に受けたダメージの属性を「弱点」として扱います。属性がない攻撃にこの能力は発揮されません。
 また弱点は「※属性ダメージ+3点」として処理され、弱点看破などの能力も適用されます。

[常]自然な擬態(人間社会編)/18/異常感知/消滅

 いつの間にか人間社会に溶け込んでいます。擬態中はこの魔物に魔物知識判定を行うことは出来ません。

[補]問いかけ/冒険者レベル+知力/17/消滅

 1ラウンドに1度まで使用できます。任意の対象1名に対し、理不尽な「[補]問いかけ」をにたたきつけます。
 判定に成功したキャラクターには何も起こりません。判定に失敗したキャラクターは理由は様々ですが、この魔物に対するあらゆる行為判定に1ラウンド(10秒間)「-1」のペナルティ修正を受けますが、発生させるあらゆるダメージが1ラウンド(10秒間)「+4」点されます。この能力は重複しません。

[補]鍛錬

 1ラウンドに1度まで使用できます。自身の命中力に「+1」点のボーナス修正と、打撃点に「+3」のボーナス修正を受けます。このボーナスは「4」回まで累積します。

[宣]53マシンガン

「1d-1」を振り、その数値の数だけ「蹴り」による攻撃の対象を選択できます。「0」になった場合は、当然攻撃そのものが発生しません。同一対象は選択できません。

戦利品

自動
徳用チョコレートの破片(10G/白B)
2~5
チョコの破片(1G/白B)
6~11
大量のチョコレート(徳用)(100G/白A)
12~
ミスリル(2600G/金S)

解説

「ゴミ箱は見た。ゴミ箱は考えた。そして、ゴミ箱は歩き出した。」

かつて魔法文明時代、とある魔術師がふと 「魔法で自動でゴミを片付ける存在があれば便利では?」 と思い立った。そして生まれたのが 「ゴミの王」 である。バグベアードがいるから何でもありなのである。しかし、技術が未熟だったのか、それともゴミに対する情熱が行き過ぎたのか――このゴミ箱は、ただゴミを片付けるだけではなく、自らの存在意義を見出し、成長を始めた。
そして気が付けば…… なぜか手足が生えていた。

ゴミの王は、ただゴミを集めるだけの存在ではない。「ゴミを支配する者」なのである。(※自称)彼は常に 「ゴミとは何か?」を考え、時には 誰かが持っている物すら「ゴミ」と判断して回収しようとする。また、彼は知的好奇心が旺盛であり、出会った者に対し問いかけをすることが多い。
「答えられたらゴミではない。だが、答えられなければゴミである。」このゴミの哲学 に巻き込まれた人々は、理不尽ななぞなぞを投げかけられ、答えられなければ 侮蔑のドヤ顔をされる。答えられた場合の報酬は 特にない。

ゴミの王の 本来の目的は清掃・整理を行うための魔法生物だった と推測される。しかし、何らかの理由で暴走し、「ただのゴミ箱」ではなく、「ゴミを統べる王」として自覚し始めてしまった。現在もどこからともなく現れ、どこかへと消えていくため「彼は本当に一体しかいないのか?」という議論もある。

「もしや、これは魔法文明時代に量産された存在なのでは?」
「どこかにゴミの王の王――『黄金のゴミの王』がいるのでは?」
などの噂が冒険者の間でささやかれているが、いずれも 真偽不明 である。

今回はバレンタインの廃棄されたチョコレートを集めているようです。

製作者:辻いいね

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