災厄の獣:愛欲
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔神語・魔法文明語・魔動機文明語・交易共通語
- 生息地
- 魔域
- 知名度/弱点値
- 18/22
- 弱点
- 炎属性ダメージ+3点
- 先制値
- 19
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 24 (31)
- 精神抵抗力
- 22 (29)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
爪(愛欲の獣) | 18 (25) | 2d6+20 | 17 (24) | 10 | 1000 | - |
手(獣の手)*2 | 18 (25) | 2d6+18 | 16 (23) | 0 | 100 | - |
- 部位数
- 8(スーリヤ、愛欲の獣、標本箱*6)
- コア部位
- 愛欲の獣
特殊能力
●全身
[常]災厄の獣
過去に災厄を引き起こした異界の獣の一部です。※剣の欠片13個分が適用されています。
「[常]対災厄獣武装:愛欲のルクスリア」を持つPCからのダメージを受けると余分に「3」点の確定ダメージを受けます。
[常]異界の存在
この部位は[分類:魔神]の性質を持っています。
「[常]スピカ・〇〇」及び「[常]ゾディアック・〇〇」を持つPCからのダメージを受けると余分に「3」点の確定ダメージを受けます。
[常]闇に生きるモノ
異界の闇から生まれたため炎を嫌います。炎属性のダメージを受けるとき、自動的に「3」点のダメージを余分に受けます。
●愛欲の獣
[補]獣の寵愛/14(21)/精神抵抗力/消滅
「射程:形状2(50m)/起点指定」で「対象:1体」に視線を送り、対象に情愛の感情を芽生えさせ、愛欲の獣を愛するように強制します。この効果を受けたキャラクターは次の自らの手番時、必ず近接攻撃もしくは魔法攻撃を選択し、攻撃対象を「災厄の獣:愛欲」以外にしなければなりません。(戦闘特技及び練技などの宣言は任意です)この効果は呪い属性です。この能力は同一の対象に連続した手番には使えません。
[主]真語魔法、操霊魔法14レベル/魔力16(23)
[常][宣][主]魔法適性
戦闘特技《マルチアクション》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大/全て》を習得しています。
[常]獣の慈愛
手番終了時、HPが0以下になった[部位:獣の手]がいる場合、HPが0以下になった[部位:獣の手]を再生します。再生できるのは1Rに1部位までです。(※この能力により、[部位:獣の手」が合計2部位以上にはなりません)。この能力を使用すると[部位:愛欲の獣]のHPに「100」点の確定ダメージを受けます。ただしこの能力で[部位:愛欲の獣]のHPは0以下になりません(HPは最低1になります)この能力は連続した手番には使えません。
●獣の手
[主]獣の博愛/18(23)/回避力判定/消滅
同一エリアにいる5体までの対象に同時に近接攻撃を仕掛けることができます。この能力は[部位:獣の手]に共通して1ラウンド1回しか使用できません。
[主]獣の溺愛/17(22)/回避力判定/消滅
同一エリアにいる1体までの対象に攻撃を仕掛ける際、打撃点を+12点上昇させることができます。ただしこの能力を使用すると10秒(1R)の間回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。この能力は[部位:獣の手]に共通して1ラウンド1回しか使用できません。
[常]攻撃障害=不可・+4
2本の黒い手が攻撃を妨げます。
[部位:愛欲の獣]は近接攻撃の対象にならず、遠隔攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
[部位:獣の手]のうちいずれかのHPが0以下となった場合、この能力は失われます。
[常]獣の無愛
獣の手の両方の部位のHPが0以下になった場合、[部位:愛欲の獣]のHPに「500」点の確定ダメージを受けます。ただしこの能力で[部位:愛欲の獣]のHPは0以下にならず、この能力は1戦闘中1回のみ発動します。
●ギミック
災厄の獣:愛欲自身の行動とは別に、下記ギミックを発動します。
●奇数ラウンド目の敵手番最初に発動するもの
[常]獣の病愛/11(18)/危険感知/消滅
黒い手で闇へと引きずり込もうとします。
「射程:自身」「対象:全エリア(30m)/すべて」に黒い手を広げて攻撃します。判定に失敗した場合、HPに「30」点の確定ダメージを受けます。この判定はPT内でひとりでも成功した場合、あるいは、特殊能力効果を消滅させる効果を受けた場合、効果が消滅します。
●2ラウンド目の最初に発動するもの
[常]獣の憎愛/必中
愛情と憎悪を逆転させます。抵抗に失敗した対象は1Rの間、自らが他のキャラクターに与えるダメージと回復効果が逆転します。
※【キュア・〇〇】を使用する場合例外的に「抵抗:半減」として処理します。この効果はラウンド終了時に消滅します。
解説
かつて小国エデンにおいて災厄の獣のうちの一部をその身に封じられた女性です。封じられた影響で記憶を消失し、18年間、別の名を持つ女性として生きてきましたが、遺跡に置いて封印された際に分かたれた愛欲の獣の瘴気と接触することでスーリヤとしての記憶が戻りました。
その際、かつてスーリヤが抱いた嘆き…自らが殺されることで他者を殺すその不死性を嘆いたその嘆きを愛欲の獣に聞き届けられ、愛欲の獣が魔域の核と同化することで、魔域の核が破壊されると愛欲の獣ごと消失する運命にあります。
当初は危険な異界の存在である災厄の獣を消失させるために、その運命を受け入れていましたが、冒険者達の言葉により再び獣からの自由を願い、希望を持ち始めました。が、スーリヤを執愛する愛欲の獣はソレを許さず、冒険者達に牙をむきます。