〈原質の略奪者〉
- 知名度
- 13
- 形状
- 刀身に機械回路のような模様の入った幅広の片手半剣
- カテゴリ
- 〈ソード〉Sランク
- 製作時期
- 魔動機文明
- 概要
- 第一原質を奪い、己の力とする魔剣
- 効果
-
[補]〈略奪剣〉
この武器による攻撃が命中した後に宣言出来ます。
攻撃対象の戦利品を参照し、精製できるマテリアルカードに応じた色の原質、あるいは無色の原質を一つ取得し、下記の能力を発動します。
赤:次の手番、この武器で発生させる物理ダメージを1度だけ「+2」点します。
緑:次の手番の開始時まで、防護点を「+2」点します。
黒:次の手番、この武器でダメージを与えた対象に「1」点の毒属性魔法ダメージを与えます。
白:次の手番の開始時まで、生命抵抗力または精神抵抗力を「+1」点します。
金:次の手番、この武器の威力を一度のダメージ決定のみ、「+3」点します。
無:自身のHPを直ちに「2」点回復します。
なお、この効果は、対象の魔物知識判定に失敗していた場合は無色の原質しか取得出来ません。[常]〈色の支配者〉
〈略奪剣〉の宣言時、自身が所持する任意のAランクのマテリアルカードを1つ消費することで、消費したマテリアルカードに該当する色の効果に書き換えます。
用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 1H両 26-1 +1 35 10 +1 2H 26-1 +1 45 10 +1
由来・逸話
幅の広い刀身に、無機質な回路の紋様が描かれた片手半剣です。
刀身の中央にはスリットがあり、その剣先前まで伸びたスリットの先端のほうには丸い空間が空いています。
この剣で攻撃した際、相手が保有する第一原質を奪い取り己の力とします。
それにより刀身の模様は取得した色に発光し、空洞となっている空間にはその色の稲妻のようなものが走ります。
また、丸い空間には奪った第一原質を凝縮した光の塊が浮かび上がり、その存在を強く主張することでしょう。
この魔剣は、当初"略奪者"などという魔剣ではなく、〈五色の軌跡〉という錬金術の粋を尽くしたものです。
その頃は相手から奪うではなく、マテリアルカードを挿入して力を発揮していました。
しかし、ある戦争でその機能の一部が破損し、持ち主は死亡。
その友人だった者が、戦争から奪われたものを取り返すべく、この魔剣を今の"略奪者"へと作り替えこの姿となりました。
名前からは悪しき魔剣のように捉えられますが、その在りようは、ある者の"正義"で象られた魔剣なのです。