容姿・経歴・その他メモ

名称

本名

ヨハン（Johann）

容姿

体格

身長170㎝、瘦せ型

髪

黒（やや天パ）

目

琥珀色

肌

褐色

利き手

右

視力

良

服装

実用性重視のリネン生地の上下に革の前掛け、食料品や調理器具などでパンパンのリュック、大鍋

▼人物

一人称

俺

二人称

あんた

性格

気さくで人好きする性格、腹が減ってる奴に飯を食わせるのは正義

口調

気安い

趣味

創作料理

文字

しっかりか書いたものは読みやすく、自分用のメモは走り書き

生活力

非常に高い

好き

自分の作ったものを美味いと言われること

嫌い

空腹が元で起こるトラブル

ヨハンは貧しい小作人の生まれだった。
瘦せた土地に育つのは味の悪い芋や豆くらいのもの。
白いパンや肉など滅多にお目にかかれない、そんな暮らしだった。
日々の生活は苦しく、収穫物も半分以上は地主に持っていかれた。

ある時、村に飢饉が発生した。
食うに困った村人は森に分け入って食料になりそうなものを求めた。
結果、魔物に襲われる者、持ち帰った食料に含まれていた毒に中る者が後を絶たず、
ヨハンの一家もまた毒茸によって生死の境を彷徨うことになった。
その時、備えがなければ暮らしは簡単に崩れること、無知が招く危険を思い知った。

食中毒に苦しむ中、ヨハンは食神の声を聞いた。

“空腹は人を不自由にする。安全で恐れることのない食を与えよ”

神の奇跡を授かったヨハンは王都のミィルズ神殿へと招聘され、そこで初めて学を得た。
食べられるもの、食べられないもの、食べてはいけないもの、食べられないものを食べられるようにする方法、
危機を察知して逃れる術、それらは奇跡以上の天啓に思えた。

ヨハンは食と毒について学び、料理を作り、食前と食後に祈りを捧げた。体が丈夫ではなく、学びも決して
早い方ではなかったが一端の料理人に近づけたと実感した頃、ふと思ったのだ。

――魔物（あいつら）、食えるヤツもいるんじゃないか？
そんな思いつきから荷物をまとめて冒険者達に同行するようになった。

まだ見ぬ味を求めて、いざ行かん。

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