【仕える者の嗜み】
- 入門条件
- 50名誉点 グラップラー技能
貴族に仕える従者が秘密裏に習得する蹴技専門の武術です。とある王室で主君を護る執事やメイドたちが編み出したとされ、礼儀作法を損なうことなく敵を制圧する優雅で致命的な技法を体系化しました。その技術は蹴りのみに特化することで他の武術を上回る洗練性を実現し、表向きは完璧な従者として振る舞いながら影で主君を守る独特のもので、現在でも宮廷の執事や高級メイドがその美しく危険な蹴技を密かに継承しているとされています。
流派アイテム
秘伝
《蹴術の嗜み》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《回避行動Ⅰ》
- 限定条件
- なし
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- その手番中、蹴り以外による行動を行った場合、行為判定に「-2」のペナルティ修正
- 概要
- 《回避行動Ⅰ》
- 効果
蹴りによる攻撃を優雅かつ自在にします。
《回避行動Ⅰ》のボーナスを、命中力判定、生命抵抗判定、精神抵抗判定のいずれかに置き換えます。この時、本来の《回避行動Ⅰ》のボーナスは1ラウンド(10秒間)失います。
ただし、蹴り以外の攻撃を行った瞬間に行為判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
《優雅たれ》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《挑発攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- 《挑発攻撃Ⅰ》
- 限定条件
- 1H#(蹴り)
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 自身に攻撃を向けさせる。
- 効果
この秘伝を受けた対象は可能な限り、近接攻撃、遠隔攻撃、魔法攻撃、主動作型のダメージを与える特殊能力の対象にこのキャラクターを選ばなければなりません。この効果は1ラウンド(10秒間)持続しますが、1度でもこの対象を攻撃に選んだ時点で効果を失います。
《狩りの時間》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《カウンター》変化型
- 前提
- 《カウンター》
- 限定条件
- 1H#(蹴り)
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- -
- リスク
- 失敗時、最初の出目が「12」として攻撃を受ける。
- 概要
- 必中以外の攻撃にもカウンターを試みる
- 効果
対象が近接攻撃が可能な位置にいるならば、遠隔攻撃、魔法攻撃にも《カウンター》を行うことができます。当然、このときの《カウンター》の攻撃方法も蹴りに限定されます。
この時、魔法の場合は魔法行使の達成値を、特殊能力の場合は、特殊能力であれば設定された達成値を基準として命中力判定で《カウンター》を行います。《カウンター》に成功した場合は、その対象にダメージを与えることができます。失敗した場合は、回避力判定および抵抗に失敗したものとして扱い、威力表参照などを行う2dの出目が「12」であるものとして扱います。これによりクリティカルが発生した場合は、2廻り目以降は通常の処理を行います。
この特技は《カウンター》同様、1ラウンドに1度しか使用できません。