【バロウズ征圧武技】
- 入門条件
- 50名誉点 冒険者レベル7
バロウズ征圧武技は、大破局後の混乱期に傭兵ヴィクター・バロウズによって創設された実戦的な武術流派です。バロウズは元々各地を転戦する流れの傭兵でしたが、その卓越した戦術眼と実戦技術を王国軍に認められ、後に治安維持部隊の指導官として招聘されました。
当時、各地で頻発していた蛮族の襲撃や盗賊団の暴動に対し、限られた戦力で多数の敵を効率的に無力化する必要に迫られたバロウズは、自身の傭兵時代の経験と既存の武術を融合させ、革新的な戦闘技術を体系化しました。
この流派の特徴は、「一対多数」の戦闘を前提とした技術体系にあります。貴族的な美学よりも実用性を重視し、複数の敵を同時に制圧し、戦場全体をコントロールすることに重点を置いています。そのため「征圧」という力強い名が冠されています。
流派アイテム
秘伝
《疾風/疾風・極》
- 必要名誉点
- 30.50
- タイプ
- 《牽制攻撃Ⅱ/Ⅲ》変化型
- 前提
- 《牽制攻撃》
- 限定条件
- 2H武器
- 使用
- ファイター技能 or フェンサー技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- 威力表の威力にペナルティ修正
- 概要
- 複数を対象に攻撃を行う
- 効果
近接攻撃可能な2体に同時に攻撃を行います。この宣言特技は《乱撃》や《薙ぎ払い》と一緒に宣言はできません。
ペナルティとして、この宣言特技を宣言した攻撃は、攻撃に用いた武器の威力表に「-40」のペナルティ修正を受けます。
《極》になると、同時に3体にまで攻撃が可能になり、威力表のペナルティも「-30」に軽減されます。
また、この宣言特技を宣言して武器の威力表の威力が「0」以下になる場合、自動的に攻撃は失敗します。
《瞬雷》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《斬り返しⅡ》変化型
- 前提
- 《斬り返しⅡ》
- 限定条件
- 2H武器
- 使用
- ファイター技能 or フェンサー技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- 一撃目はクリティカルしない
- 概要
- 攻撃命中時、別の対象に追加で攻撃できる。
- 効果
この宣言特技は《乱撃》や《薙ぎ払い》と一緒に宣言はできません。任意の対象1名に攻撃を行い、その攻撃が命中した時「与えるはずの適用ダメージの半分」を確定ダメージとしてその対象に与えます。この攻撃ではクリティカルは発生しません。
一撃目が命中した場合、その後、別の対象を選択し、命中力判定を行い、成功した場合、通常通りダメージを与えます。
《流水》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《両手利き》
《双撃》
- 限定条件
- 2H武器
- 使用
- ファイター技能 or フェンサー技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 2H武器で2回攻撃を行う。
- 効果
この宣言特技を宣言したラウンドは「2H」武器で「2」回攻撃ができるようになります。
この時、本来の《両手利き》の効果は発揮されません。つまり「2H」武器と「1H」武器(あるいは盾)を持っている状況であっても、2H武器で2回攻撃をする以外の選択肢を取ることはできなくなります。
またこの宣言特技は《両手利き》と同様に、命中力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。ただし、《二刀流》を所持している場合は、そのペナルティ修正はなくなります。