序文

　いつから、｜神様《ティダン》のお声を聴いたかなんて、覚えていない。
　いつから、｜祝福《こんなもの》を授けられていたかなんて、覚えていない。
　けれど、ひとつだけ覚えている事がある。
　神様も、祝福も、ひとつだって私は望んでなんていなかったのに。
　――どうして、｜皆《あなた》は。

プロフィール

▼Name

氏名

アネモネ

▼Physical ＆ Appearance

体格

159cm／スタイルは良いが、だらしないからと本人は嫌っている

髪

非常に髪質の良い鮮やかな金／足首まで伸びる髪を黒の大きなリボンでひとつに纏めている

目

緋色／目元は穏やか

肌

やや白め

利き手

右手

視力

両行

服装

肩口と背中が大きく開いた真白なドレスに、胸部、腕部、スカート部に装甲を装備したもの。
移動中には白のケープを羽織って背中を隠しており、平時はケープを羽織りながら、装甲を外して過ごす。

光翼

陽の光を連想させる、柔らかな暖色を淡く纏った大きな翼

▼Character

属性

中立・善

一人称

私

二人称

貴方（貴女）

性格

穏やかな世話焼き

口調

基本的に敬語を用いる

趣味

読書／料理

文字

整って見えるが、細部は歪んでいる。

生活力

僅か。短期間の間であれば単独でも生活できるが、期間が長くなると外部の協力が必要

好き

陽光、知人の笑顔、（安堵する、という意味で）期待されないと理解できる瞬間

嫌い

他人からの期待とそれを寄せられる瞬間、知人の表情が陰る事

▼History

出身

テラスティア大陸 エイギア地方 ダーレスブルグ王国 カシュカーン

現住所

王都イルスファール ティダン神殿

　肩口と背中の開いた鎧を纏う、“流れ者”の重戦士。
穏やかな性質を持ち、他者に積極的に関わり世話を焼こうとする。それが仇となる事もしばしば。
生まれ育った村から“流れて”王都へと訪れた後、冒険者として〈星の標〉に登録し、ティダン神殿を拠点としながら、帰還する方法を探している。

　ティダンの声は、望む前から聞いていた。
いつからその声が響くのか、いつからその声に祈っているのかは、覚えていない。

　エイギア地方、カシュカーンにて生を受ける。
知恵を持たない両親によって育てられ、劣悪な環境で育てられていた。
が、ある日村を訪れた司祭に不意に背を見られた際に、村中に彼女の持つ祝福について喧伝され――

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