特殊能力

[常]絵本

[主]"カナエ"の意識反映／10（17）／精神抵抗力／消滅

　閲読した相手と、絵本に登場する"カナエ"とが強制的に意識を共有します。
「射程：接触」で「対象：1体」で意識を共有します。対象となったキャラクターは、年齢が20代であれば「+1」、30代であれば「+2」…のボーナス修正を精神抵抗時に得ます。共有した対象には、以下の効果が適用されます：

①自分の名前が"カナエ"であると誤認し、子供のように振舞います。
②母親に強い憎しみを抱きます。母親の記憶がない場合は、近しい人間に対して憎しみを抱きます。
③習得していない場合でも、魔法文明語で会話します。
④いっさいの移動と動作（主動作、補助動作）を行えなくなります。

　一度共有した後は、対象は自身の手番の開始時に正気に戻れるか判定できます。その場合、この能力と精神抵抗力判定との達成値の比べあいを行い（正気に戻りたい側が能動側です）、達成値で上回る事ができれば意識共有状態を解除できます（そのまま手番を実行可能です）。ただし、失敗した場合、対象は「2d+5」点の呪い属性の確定ダメージを受けます。
　この効果は、意識共有中の[部位：絵本]のHPが0以下になるか、共有している対象が死亡するかしたら、自動的に解除されます。
　この能力で他のキャラクターと意識を共有している[部位：絵本]は、この能力を使用できません。
　この能力は、原則として複数部位のキャラクターを対象とすることはできません。