インビジブル・ティキラ
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 享楽的
- 言語
- 交易共通語、魔神語、魔法文明語、魔動機文明語、妖精語など
- 生息地
- さまざま
- 知名度/弱点値
- 18/21
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 15
- 移動速度
- -/40(飛行)
- 生命抵抗力
- 14 (21)
- 精神抵抗力
- 15 (22)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
鈎爪 | 14 (21) | 2d+14 | 13 (20) | 10 | 96 | 78 |
特殊能力
[主]神聖魔法10レベル/魔力14(21)
[主]限定真語魔法/魔力14(21)
【タング】のみ使用可能です。
[主]異界の理
HPを回復させる魔法を、2倍のMPを消費することで、回復量と同じダメージを与える魔法として行使します。
[宣][主]魔法適性
戦闘特技《マルチアクション》《魔法拡大すべて》《ワードブレイク》を習得しています。
[主]2回攻撃&双撃
[常]飛行
[常]透明化
この魔物は、任意で透明化することができます。透明に対する処理(⇛『Ⅱ』78頁)を参照してください。
[常]声真似
任意の「分類:人族、蛮族」のキャラクターそっくりの声を発することができます。
[補]不適切な声真似/19/精神抵抗力/消滅
声が届く範囲にいる「分類:人族、蛮族」のキャラクターひとりの声を真似して、近くにいる別のキャラクターに対して不適切な発言を行います。不適切な発言を受けたキャラクターは、精神抵抗力判定を行い、失敗すると10秒(1ラウンド)の間、行為判定に-1のペナルティ修正を受けます。この効果は精神効果属性として扱います。
この能力は、1回の手番に1回のみ使用可能です。
[常]返り血を浴びる
この魔物が「鈎爪」によって「10」点以上のダメージを与えた場合、返り血によって位置の特定が容易になり、「透明」における基本的なペナルティ修正が「1」だけ緩和されます。この効果はペナルティ修正が完全になくなるまで重複します。
また、この効果が発生すると乱戦エリア外からでもこの魔物を攻撃などの対象に取ることができます。
[常]超笑い上戸
この魔物は他者が恥をかくのが大好きです。そのため、敵味方に関わりなく、キャラクターの誰かが自動失敗すると笑いだしてしまい、次の自身の手番の終了時まで、魔法を行使できなくなり、「[常]飛行」を失います。
また、その効果中、「[常]返り血を浴びる」によるペナルティ緩和効果を1増加させます。
[常]不運
この魔物との戦闘が始まった後、敵味方問わず、インビジブル・ティキラ以外のキャラクターで、最初に出た「6ゾロ」は、自動的に「1ゾロ」に変更されます。[剣の加護/運命変転]を用いて、もう一度「6ゾロ」に戻すことは可能です。一方で「1ゾロ」を[剣の加護/運命変転]を用いて「6ゾロ」に変えた場合には、この能力は発揮されません(次の機会に持ち越されます)。
複数のインビジブル・ティキラが同時に戦場にいる場合、その数だけ、この不運は発生します。
当然ながら、この効果は「[常]超笑い上戸」を誘発します。
[常]卑怯だが詰めが甘い/22/危険感知/消滅
この魔物が潜んでいる場所に近付いた場合、目標値22の危険感知判定を行わねばなりません。失敗したら、この魔物から不意打ち(⇛『Ⅰ』156頁)を受けることになります。
ただし、この魔物は不意打ちを仕掛ける前に必ずその近くにいるキャラクターの「[常]声真似」を行い、他者を罵倒したり、不適切な発言を行います。それを聞いたキャラクターは即座に目標値18の真偽判定を行うことができ、それに成功した場合危険感知判定に+2のボーナス修正を受けます。
この時、インビジブル・ティキラは「[常]声真似」を何人分行っても構いません(最低1人は必ず行います)。その分真偽判定を行い、成功した分だけ、ボーナス修正は重複します。
戦利品
- 自動
- 悪魔の血晶(800G/赤A)
- 2~8
- 悪魔の羽(350G/赤A)
- 9~
- 思い出の品(1,000G/白S)×1d
解説
透明化能力を持った通常より大きなティキラです。恐ろしい能力を持った魔物ではありますが、基本的にこの種は享楽的で自分の欲望に素直なだけであるため、他の魔物と徒党を組むということはあまりありません。
この魔物は、仲の良い人族や蛮族たちが仲違いするのを眺めるのが大好きであり、それによってその者たちが破滅するのを至上の悦びと考えています。そのため、人の街に潜み、大小様々な悪戯を行います。その影響の大小はまちまちですが、過去にはこの魔物の言葉が引き金となり、滅んでしまった国家もあると言われています。