星の標

イムヴェリリ - 星の標
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イムヴェリリ

分類:魔神
知能
動物並み
知覚
魔法
反応
敵対的
言語
魔神語
生息地
魔域、遺跡
知名度/弱点値
16/20
弱点
命中力+1
先制値
16
移動速度
25(四足)/15(蠕動)
生命抵抗力
15 (22)
精神抵抗力
15 (22)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
爪牙(実体) 13 (20) 2d+12 11 (18) 8 102 34
爪牙(影) 13 (20) 2d+12 11 (18) 8 102 34
部位数
2実体
コア部位
特殊能力を参照

特殊能力

●全身

[常]毒・病気無効
[常]闇の身体

 剣のかけらによる強化済みです。

[常]自然な擬態/16/危機感知/消滅

 影と一体化し、擬態します。擬態中は、この魔物に対し、魔物知識判定を行うことはできません。不用意に接近した場合、危機感知判定を行い、失敗したら不意打ち(ルルブⅠ156頁)を受けます。目標値は以下を参照してください。
 行動を開始したら、擬態は自動的に解除されます。
 この魔物は、【センス・マジック】には反応しませんが、【サーチ・デーモン】には反応します。

[常]完全なる隠匿

 夜間、暗闇の状況(行為判定-4相当の状態)では、このキャラクターは影と完全に一体化し、「透明(ルルブⅡ-P.78)」として扱います。
 明かりの範囲内では、この能力を失います。

[常]虚実暗転

 「部位:実体」または「部位:影」のいずれかをコア部位として指定します。
 コア部位を前ラウンドと異なる部位に指定した時、現在のHP・MPも入れ替わりますが、この段階ではその影響は開示されません。
 この処理は自身の手番とは関係なく、毎ラウンド最初に行います。
 敵対するキャラクターは、自陣営の手番の最初に、目標値16で魔物知識判定を行ってください。この目標値は、(1-経過したラウンド数)低下していきます。
 成功した時、コア部位が判明する同時に、現在のHP・MPがただしく開示されます。

●実体

[常]2回攻撃&双撃
[常]シャドウバイト/9(16)/精神抵抗力/消滅

 この能力を宣言した攻撃が命中した際、精神抵抗力判定を行います。失敗すると影を奪われ、生命力か精神力が「3」点減少します(どちらの能力値を減少させるかは、攻撃側が指定します)。それに伴い、HPまたはMPの最大値も変化します。この効果は累積します。
 イムヴェリリが死亡するか、目標値16の【リムーブ・カース】でこの効果は解除できます。
 「[常]完全なる隠匿」の効果中は、対象にダメージを与えず、この効果のみ与える事を選択できます。

●影

[主]瘴気のブレス/8(15)/生命抵抗力/半減

 瘴気を吐きつけて攻撃します。
 「射程/形状:1(10m)/射撃」で、「対象:1体」に、「2d+10」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。
 この能力は連続した手番には使用できません。

[主]影の渦/必中

 自身の周囲の影を、沼のような性質に変化させます。
「射程:自身」で「対象:1エリア(半径5m)/すべて」のキャラクターに対し、1ラウンドのあいだ、回避力判定と精神力判定に-2のペナルティを与えます。
 地に足を着けていないキャラクターは、回避力判定に対するペナルティを受けずに済みます。

戦利品

自動
悪魔の血(100G/赤A)*1d
2-7
なし
8-11
アビスシャード(200G/-)*1d
12-
アビスシャード(200G/-)*2d

解説

「霧の深淵を歩くとき、影を手放してはならない」

イムヴェリリの本質的な能力は「影を喰らう」ことにあります。しかし、これは単なる物理的な現象ではありません。一部の記録では、影を喰らうという行為は、その者の「存在」そのものを呪いとして奪い去る行為であるとされています。影を失った者は次第に衰弱し、最後には命をも失う運命にあります。

イムヴェリリにとって影を喰らうことは、この世界を侵食し、異界を浸透させる手段そのものなのかもしれません。影を奪われた土地には霧が立ち込め、そこはもはや「この世」と呼ぶには遠い場所へと変貌していきます。

製作者:カノエ

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