星の標

〈蒼天の衣〉 【2021-11-19 19:35】 - 星の標

[魔]蒼天の衣クロス・オブ・アネモス

基本取引価格:取引不可
知名度
17
形状
白を基調として、蒼と翠がワンポイントの入った服
カテゴリ
〈非金属鎧〉Sランク
製作時期
古代魔法文明
概要
穏やかなる風は、不安と過ちを拭っていく
効果
用法 必筋 回避 防護 備考
14 +1 7

由来・逸話

我らが怯え、
我らが慄き、
我らが俯くその時に、
大いなる風は吹く

悪しき風が吹き、
森に蠢くもの等が迫り、
風を知った我らは、
只々恐れ、震えた、

逃げ惑うもの、
諦めるものは
地を見つめ、
羽ばたくことを諦めた

誰もが項垂れる、その時、
銀剣を握る女王が、
"羽衣の少女"達を伴って、
吉兆の風を吹かせる

大いなる鷲の羽撃きが都を守り、[---]
虹の剣を持つ"羽衣の少女"が
名と剣を掲げながら、
乱麻を断つように、軍勢を砕く

妖精と精霊を友にする傾奇者は、
多数の精霊と、妖精を従え、
我らの軍を剛くし、仲間たちに翼を授ける

獅子に跨る少女が、影の如き刃を振るい、
霊獣とともに地を駆け、敵を断ち、
竜魔人を堕とす

風の翼を得た鬼人が、
竜魔人の如き太刀筋で、巨人族を砕き、
その手先から吐かれる息吹に、妖魔が散る

雷槍を伴う武人が、
魔法と武術を合一せしめて、
頂きを示すように、雷光を放ち、軍を穿つ

黒き獣が、断空の一閃を放ち、
軍を削り取る
斯くて大いなる風は凶兆を吹き散らし、
黒き風は南へと流れ、消えていく

大いなる風は我らを守り、
そして我らもまた風を愛する

しかし、我らは忘れてはならない
風を起こすのは、少女の役割に非ず

我らが立ち上がる時、
我らが進む時、
我らが明日を臨む見えぬ翼の羽撃きこそが、
大いなる風であることを

──流詩"再演・羽衣の少女" 作者不明


非金属鎧Sランク=20000/2=10000G

製作者:苗