〈蒼天の衣〉
基本取引価格:取引不可
- 知名度
- 17
- 形状
- 白を基調として、蒼と翠がワンポイントの入った服
- カテゴリ
- 〈非金属鎧〉Sランク
- 製作時期
- 古代魔法文明
- 概要
- 穏やかなる風は、不安と過ちを拭っていく
- 効果
-
用法 必筋 回避 防護 備考 14 +1 7
由来・逸話
我らが怯え、
我らが慄き、
我らが俯くその時に、
大いなる風は吹く
悪しき風が吹き、
森に蠢くもの等が迫り、
風を知った我らは、
只々恐れ、震えた、
逃げ惑うもの、
諦めるものは
地を見つめ、
羽ばたくことを諦めた
誰もが項垂れる、その時、
銀剣を握る女王が、
"羽衣の少女"達を伴って、
吉兆の風を吹かせる
大いなる鷲の羽撃きが都を守り、
虹の剣を持つ"羽衣の少女"が
名と剣を掲げながら、
乱麻を断つように、軍勢を砕く
妖精と精霊を友にする傾奇者は、
多数の精霊と、妖精を従え、
我らの軍を剛くし、仲間たちに翼を授ける
獅子に跨る少女が、影の如き刃を振るい、
霊獣とともに地を駆け、敵を断ち、
竜魔人を堕とす
風の翼を得た鬼人が、
竜魔人の如き太刀筋で、巨人族を砕き、
その手先から吐かれる息吹に、妖魔が散る
雷槍を伴う武人が、
魔法と武術を合一せしめて、
頂きを示すように、雷光を放ち、軍を穿つ
黒き獣が、断空の一閃を放ち、
軍を削り取る
斯くて大いなる風は凶兆を吹き散らし、
黒き風は南へと流れ、消えていく
大いなる風は我らを守り、
そして我らもまた風を愛する
しかし、我らは忘れてはならない
風を起こすのは、少女の役割に非ず
我らが立ち上がる時、
我らが進む時、
我らが明日を臨む見えぬ翼の羽撃きこそが、
大いなる風であることを
──流詩"再演・羽衣の少女" 作者不明
非金属鎧Sランク=20000/2=10000G