特殊能力

[常]大型アーマメント

　本戦闘においては、合算ダメージに定められた係数（これをダメージ倍率と呼びます）を乗算してから適用ダメージを求めます（合算ダメージとは、増加する効果をすべて足し、防護点などを引く直前のダメージのことです）。
　エネミーデータは、「頭部」「上半身」「下半身」の3つの部位を持っています。例外も存在しますが、その場合も下記の「弱点」「通常」「耐性」の部位は必ず存在します。
　各部位がそれぞれ「弱点」「通常」「耐性」状態のいずれかとなり、「弱点」部位へ攻撃すればダメージ倍率は5倍、「通常」部位は3倍、「耐性」部位は1倍となります。「弱点」は、1ラウンド中で受ける最初の攻撃（それが複数回攻撃であった場合はそのすべて）のみに適用され、同じラウンド内ではその後は「通常」部位と同じ倍率になります。いずれの部位が「弱点」となるかは、ラウンドごとに変化します。
　PCが操る機体が受けるダメージ倍率は、基本的に3倍となります。しかし、エネミーは特殊能力で倍率を上昇させて攻撃を行います。

[常]弱点看破／目標値18

　PCたちは、陣営単位で1ラウンドに1回、いずれかのキャラクター2人までが補助動作において「セージ技能レベル＋知力B」を用いて「弱点看破」を行うことが出来ます。
　目標値18のこの判定に成功することで、いずれの部位が現在「弱点」「通常」「耐性」であるのかを見抜きます。
　魔物知識判定において弱点値以上の達成値を出していた場合、この判定に+1のボーナス修正を得ます。

[常]｜魂気機関《Sドライブ》

　HPが「1000」減少するごとに打撃点が「+10」され、2000点減少するごとに命中力判定に「+1」のボーナス修正を得ます。またHPの現在値が500以下である時、主動作回数が「+1」されます。

[常]Sドライブフィールド

　赤い斥力場を展開することで、攻撃のダメージを緩和します。「100」点以下のいかなるダメージも受け付けません。

[主]4回攻撃＆双撃

[常]2回行動

[宣]乱撃Ⅱ

[常]オートマナチャージ

　手番の終了時、MPが「50」点回復します。

[主]魔神軍召喚

　Sドライブの出力を使用して"門"を開き、多数の魔神を呼び出して使役します。この魔物は構造物と同じ扱いの魔神軍を200点分として準備することが出来ます。魔神軍の障壁が100点以上だった場合、この魔物のあらゆる攻撃の倍率は「+2」されます。「50」点以上である場合「+1」されます。この魔神軍は別部位として扱い、《薙ぎ払い》などで攻撃することが可能です。攻撃倍率を参照する時、この部位は常に「通常」として扱います。この能力は連続した手番では使用できず、「[主]疾風捌閃」と同じ手番には使用できません。この能力を使用するとMPを「100」点消費します。

[主]疾風捌閃／32／生命抵抗力／特殊

　双剣に魔力を載せて8連撃を行ってきます「射程:自身」「対象:1エリア(10m)／すべて」に「2d6+60」点の断空属性魔法ダメージを与えます。ダメージ倍率は抵抗失敗時は「4倍」、成功時には「2倍」となります。また抵抗失敗者はそれから10秒（1ラウンド）の間、回避力に「-1」のペナルティ修正を受け、防護点が「10」点減少します。
　この能力は連続した手番には使用できず、使用するとMPを「100」点消費します。

[補]断空斬

　次の1回の主動作における「双剣」による攻撃を「射程:1(10m)」に変更し、ダメージ倍率を「+1」します。この能力は1回の手番に1回のみ使用可能で、連続した手番では使用できず、「[主]疾風捌閃」と同じ手番でも使用できません。また、使用するとMPを「100」点消費します。