夢境維持機構【トワクルール・オーサー・ロミオ】
- 知能
- 命令を聞く
- 知覚
- 五感
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔動機文明語
- 生息地
- 不明
- 知名度/弱点値
- 17/24
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 28
- 精神抵抗力
- 28
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
ペン(ロミオ) | 26 | 2d+22 | 24 | 0 | 1300 | 300 |
なし(圧縮夢境R) | 26 | 2d+22 | 24 | 0 | 300 | 0 |
なし(圧縮夢境G) | 26 | 2d+22 | 24 | 0 | 300 | 0 |
なし(圧縮夢境B) | 26 | 2d+22 | 24 | 0 | 300 | 0 |
- 部位数
- 4(ロミオ、圧縮夢境A、圧縮夢境B,圧縮夢境C)
- コア部位
- ロミオ
特殊能力
●全身
[常]イルマの夢:「全ての夢は罪悪である」
このキャラクター「分類:人族」でありながら「分類:魔動機」「分類:その他」としても扱います。
[常]圧縮:「夢境再定義」
HP「0」以下の【部位:圧縮された夢境】のHPを全快させます。ただし、この能力が発動した場合、【部位:ロミオ】は1ラウンド(10秒間)行為判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。さらに【部位:ロミオ】は「100」点の確定ダメージを受けます。
[常]同一化:「巨大夢境:ミスティコス」
3ラウンド目の終わりごとに発動します。ロミオとタイタスの夢境である〈ミスティコス〉において、この魔物は全ての部位のHPを全快します。
[常]???
条件を満たすことで「[常]同一化:「巨大夢境:ミスティコス」」の発動を2ラウンド遅らせることができます。(5ラウンド目終了時まで、発動が延長されます)
[常]激化:「公演は成功させなければならない」
5ラウンド目が終了した時に、強制的に戦闘を終了させ、1日前の状態に戻します。この時、プレイヤー陣営(ジュリエット、エラ、ミレー、リアを含む)とタイタスは記憶は維持されます。
●ロミオ
[主]真語魔法、操霊魔法、魔動機術、妖精魔法14レベル/魔力18(25)
[常]複数宣言=2回
[常]真・魔法制御
宣言することなく、常時《魔法制御》の効果を得ます。
[常][宣][主]魔法適正
戦闘特技《マルチアクション》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大/全て》《ワードブレイク》《ダブルキャスト》を習得しています。
[宣]ペンは銃よりも強し
この主動作は連続した手番では使用できません。また「[宣]トワクルール・キャスト」とは同時に使用できません。任意の対象全てにペンによる攻撃を行います。ただし、自身とは別のエリアに存在する対象への攻撃には打撃点が「-10」点されますが、そのダメージは魔法ダメージに変更されます。
[宣]トワクルール・キャスト
この主動作は連続した手番では使用できません。また「[宣]ペンは銃よりも強し」とは同時に使用できません。連続で魔法を「3」回使用します。ただし、それらの魔法の属性は「炎属性」「水・氷属性」「風属性」のいずれかでなければならず、また、使用する属性も魔法技能もそれぞれ異なる必要があります。
●圧縮された夢境
[常]夢の機制
【部位:圧縮夢境】は「[主]置き換え」「[常]象徴化」「[常]強調点の移動」のいずれかの主動作もしくは能力を使用します。どの部位がどの動作を行うかは、ラウンド開始時に判明します
●圧縮夢境R/24/精神抵抗判定/半減
任意の対象全てに「2d+20」点の炎属性魔法ダメージを与えます。また抵抗に失敗した対象は3ラウンド(30秒間)、自身の手番終了時に「威力0+17」点の炎属性魔法ダメージを受けます。
●圧縮夢境G/24/生命力判定/半減
任意の対象全てに「2d+25」点の毒属性魔法ダメージを与えます。
●圧縮夢境B/26×4//消滅
乱戦エリア内に存在する任意の対象1名に「2d+20」点の物理ダメージを与えます。この処理を4回繰り返します。
[常]象徴化:「物質化された声」
ラウンドの初めに発動します。この能力が発動した部位は主動作を行えません。この部位の防護点が「+50」されます。ただし、クリティカルが1度でも発生した場合、防護点を無視してダメージを与えることができます。
[常]強調点の移動:「論点のすり替え」
ラウンドの初めに発動します。この能力が発動した部位は主動作を行えません。この部位への適用ダメージは【部位:ロミオ】と残りの【部位:圧縮差された夢境】均等に分散して適用されます。
戦利品
- 自動
- 〈魔動機文明時代の戦闘備蓄品・上級〉×3+1d3 非売品
解説
ロミオは〈夢境ミスティコス〉の主であり、ジュリエットの兄でした。彼の中にある妹への禁断の恋と、タイタスの屈折したジュリエットへの思いが共鳴し、彼女のためのステージ〈夢境ミスティコス〉が完成しました。兄としてジュリエットを案じる気持ちから、唯一残された機能は「公演を成功させなければならない」という思いでした。こうして生まれたのが、夢境維持機構としてのロミオでした。
この思いは〈夢境ミスティコス〉を維持するシステムとして機能し、公演を妨げる行為や他者の夢を、1日を繰り返すことでなかったことにするという最大の規律となりました。
この機能はタイタスにとって最大の障壁でありながら、彼の魔剣〈テラペイアー〉の能力を高める諸刃の剣でもありました。タイタスはロミオと繋がったことで、ロミオを破壊しなければ〈夢境ミスティコス〉から脱出できなくなりました。しかし、〈夢境ミスティコス〉の最大の規律であるロミオを破壊することは彼にはできませんでした。同時に、ジュリエットを手に入れるための行動も「公演の妨げ」となるため、タイタスは〈夢境ミスティコス〉内で自由に振る舞えるものの、最大の目的であるジュリエットを手に入れることはできなくなっていました。
一方で、ロミオの権能である「ジュリエットの公演」を邪魔する他者の夢をすりつぶす機能は、タイタスに有利に働きました。破壊された夢境の残滓を吸収することで、彼の魔剣の力は徐々に増していったのです。
タイタスは、いつの日か魔剣が規律と化したロミオを凌駕する時が来ると、虎視眈々とその時を待ち望んでいました。しかし、そのルールそのものを覆す存在が〈夢境ミスティコス〉に現れました。それが君たちだったのです。