夢境維持機構【トワクルール・オーサー・ロミオ】
- 知能
- ミスティコスを維持する
- 知覚
- 魔法、機械
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔法文明語、魔動機文明語、妖精語、魔神語、エルフ語、神記文明語
- 生息地
- 不明
- 知名度/弱点値
- 17/24
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 28
- 精神抵抗力
- 28
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
ペン(ロミオ) | 26 | 2d+25 | 24 | 0 | 8632 | 500 |
なし(圧縮夢境R) | ― | ― | 24 | 0 | 333 | 0 |
なし(圧縮夢境G) | ― | ― | 24 | 0 | 333 | 0 |
なし(圧縮夢境B) | ― | ― | 24 | 0 | 333 | 0 |
- 部位数
- 4(ロミオ、圧縮夢境R、圧縮夢境G、圧縮夢境B)
- コア部位
- ロミオ
特殊能力
●全身
[常]全ては我が愛する妹の為に
このキャラクター「分類:人族」でありながら「分類:魔動機」「分類:その他」としても扱います。またジュリエットの【呪歌】は【千の夢で、愚者に反逆を】以外は効果を失いますが、彼女の歌声により常にこのキャラクターの行為判定に「-4」のペナルティ修正を与えることができます。(反映済み)
[常]特殊総攻撃
いずれかの[部位:圧縮夢境]のHPが「0」以下になった瞬間に発動することができます。また「[常]総攻撃」は「[常]強調点の移動」の効果を無視することができます。
[常]同一化:「全ては〈ミスティコス〉に通ず」
〈ミスティコス〉の内で他者の夢境に影響が発生した場合に発動します。「1週間」の時間を要することで、他者の夢境を完全に吸収し「〈ミスティコス〉」と同化させることができます。ただし、脆弱な夢境の場合は「5ラウンド」目の終わりに同一化が完了します。
[常]象徴化:「悪夢は再び訪れる」
[部位:圧縮夢境R,G,B]にはこれまでプレイヤーが与えたダメージが蓄積されています。それぞれのHPを「0」以下にすることにより「2544」点の確定ダメージを[部位:ロミオ]に与えることができます。またそのラウンド中[部位:ロミオ]は行為判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
[常]劇化:「公演は成功させなければならない」
「ジュリエットの公演が開催不可能になった」時に自動的に発動します。あるいは自身が他者から「1」点以上のダメージを受けてから「n」ラウンド目に発動します。強制的に時間を1日前の状態に戻します。この時、何らかの形で〈テラペイアー〉の力を受けている存在の記憶は維持されます。
[常]圧縮:「夢境再定義」/精神抵抗力/26/消滅
この能力を使用すると、全ての部位の主動作を完了します。(すべての部位が主動作を行う前でなければ使用できません)
時間をこの戦闘が1ラウンド目が始まる前まで巻き戻します。抵抗に失敗した対象は巻き戻しが起こったことに気づくことができません。1人でも抵抗に成功し「巻き戻しが起こった」ことを伝えることで、全員がこの能力の抵抗に成功したものとして扱うことができます。この能力はロミオとタイタスの夢境である〈ミスティコス〉にいるときにしか使用できません。
●ロミオ
[主]真語魔法、操霊魔法、深智魔法、魔動機術、妖精魔法14レベル/魔力18(25)
[常]複数宣言=2回
[常]真・魔法制御
宣言することなく、常時《魔法制御》の効果を得ます。
[常][宣][主]魔法適正
戦闘特技《マルチアクション》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大/全て》《ワードブレイク》を習得しています。
[宣]ペンは剣よりも強し
この主動作は連続した手番では使用できません。また「[宣]トワクルール・キャスト」とは同時に使用できません。任意の対象全てにペンによる攻撃を行います。ただし、自身とは別のエリアに存在する対象への攻撃には打撃点が「-10」点されますが、そのダメージは魔法ダメージに変更されます。
[宣]トワクルール・キャスト
この主動作は連続した手番では使用できません。また「[宣]ペンは銃よりも強し」とは同時に使用できません。連続で魔法を「3」回使用します。ただし、それらの魔法の属性は「炎属性」「水・氷属性」「風属性」のいずれかでなければならず、また、使用する属性も魔法技能もそれぞれ異なる必要があります。
●圧縮された夢境
[常]夢の機制
[部位:圧縮夢境R,G,B]は「[主]置き換え」「[常]強調点の移動」のいずれかの主動作もしくは能力を使用します。どの部位がどの動作を行うかは、ラウンド開始時に判明します。ランダムな2部位が「[主]置き換え」。残った1つの部位が「[常]強調点の移動」を使用します。ただし、HPが「0」以下の部位が一つでもある場合「[常]強調点の移動」は使用されません。
[常]強調点の移動:「論点のすり替え」
ラウンドの初めに発動します。この能力が発動した部位は主動作を行えません。この部位への適用ダメージは【部位:ロミオ】と残りの【部位:圧縮された夢境】均等に分散して適用されます。
[主]置き換え/特殊
主動作で様々な攻撃を行います。詳細は以下の通りです。
●圧縮夢境R/24/精神抵抗判定/半減
任意の対象全てに「2d+15」点の炎属性魔法ダメージを与えます。また抵抗に失敗した対象は3ラウンド(30秒間)、自身の手番終了時に「威力0+17」点の炎属性魔法ダメージを受けます。
●圧縮夢境G/26×4/回避力判定/消滅
乱戦エリア内に存在する任意の対象1名に「2d+17」点の風属性ダメージを与えます。この処理を「4」回繰り返します.
●圧縮夢境B/24/生命力判定/半減
任意の対象全てに「2d+15」点の水・氷属性魔法ダメージを与えます。
戦利品
- 自動
- 〈魔動機文明時代の戦闘備蓄品・上級〉×3+1d3 非売品
解説
ロミオは〈夢境ミスティコス〉の主であり、ジュリエットの兄でした。彼の中にある妹への禁断の恋と、タイタスの屈折したジュリエットへの思いが共鳴し、彼女のためのステージ〈夢境ミスティコス〉が完成しました。兄としてジュリエットを案じる気持ちから、唯一残された機能は「公演を成功させなければならない」という思いでした。こうして生まれたのが、夢境維持機構としてのロミオでした。
この思いは〈夢境ミスティコス〉を維持するシステムとして機能し、公演を妨げる行為や他者の夢を、1日を繰り返すことでなかったことにするという最大の規律となりました。
タイタスはロミオと繋がったことで、夢境維持機構が力を吸収することは同時に彼の魔剣〈テラペイアー〉の力を高めることを可能としました。一方で、ロミオの「公演を成功させなければならない」という思いは、タイタスが唯一〈ミスティコス〉内で自由に動くことを阻む最大の障壁でもありました。
タイタスはいつの日か〈テラペイアー〉そのものがロミオの力を上回り、夢境ごとジュリエットを支配する機会を待ち望んでいました。しかし、そのルールそのものを覆す存在が〈夢境ミスティコス〉に現れました。それが君たちだったのです。