安息の歌姫:ジュリエット
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感、魔法
- 反応
- 退廃的
- 言語
- 魔法文明語、魔動機文明語、妖精語、魔神語
- 生息地
- 不明
- 知名度/弱点値
- 18/23
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 23 (30)
- 精神抵抗力
- 23 (30)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
虚淵砲 | 25 (32) | 2d6+30 | 17 (24) | 30 | 1600 | 500 |
特殊能力
[主]真語魔法、操霊魔法、深智魔法、森羅魔法、妖精魔法(全)、魔動機術14レベル/魔力18(25)
[常]連戦
このキャラクターのHPが「0」になった瞬間に「▟█▅▞██」にこのキャラクターは変化します。(別途魔物知識判定を要求します」
この時、効果時間が残っているボーナス、ペナルティ、累積ダメージなどは持ち越されますが、HP.MPは使用回数制限がある能力の回数制限は全て復活します。(変転も含む)
[常]|魔弾の癌《》
このキャラクターには【セイクリッド・**】【ヴァイス・**】が有効です。また剣の欠片によるステータス上昇がすでに反映されています。哀れな王の結末としては“最高”の姿だろう?
[常]命の星座:孤独の影
この生命の存在意義です。
[常]複数宣言=2回
[常]おぞましい姿/精神抵抗力/26/消滅
毎ラウンドの初めに発動します。精神抵抗判定に失敗したキャラクターは1ラウンド(10秒間)行為判定に「-2」のペナルティ修正を得ます。この効果は「[常]精神効果」として扱い、また一度でも無効化した時点で以降はこの効果を無視することができます。
[常][宣][主]魔法適性
戦闘特技《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法収束》《魔法制御》《マルチアクション》《ルーンマスター》《魔法拡大すべて》《ワードブレイク》を習得しています。
[常]虚淵砲
この攻撃は同じエリアに存在する対象への遠隔攻撃として扱います。プレイヤー側の指定したキャラクター3名(人族)に対して「2d6+30」点の呪い属性魔法ダメージを与えます。また連続した手番でこの攻撃の対象になった(選択した)キャラクターに対しては「必中」扱いでこのダメージを与えます。またその時のダメージも「2d+50」へと増加します。
[宣]デュアルアクション
遠隔攻撃と魔法の行使を1度ずつ行うことができます。
[主]自己概念崩壊/必中
3ラウンド目に必ず使用します。プレイヤー側のキャラクター全てに「魔神概念・終」を付与し、HPを「1」にします。更に「魔神概念・終」になったプレイヤーは自身の手番開始時に「ドッペルゲンガー」と変化し、キャラがロストします。この主動作はいかなる効果中であろうとも「必中」として扱います。
[主]支配者の一撃/必中
4ラウンド目以降に使用し続けます。「14×n+防護点」点の土属性魔法ダメージを与え、「魔神概念・終」を付与します。nにはラウンド数が代入されます。
[補][準]概念支配/必中
戦闘準備時にのみ使用します。任意のキャラクター2名に「魔神概念・序」を付与します。それ以外の対象2名に「魔神概念・破」を付与し、残ったキャラクターに「魔神概念・急」を付与します、
「魔神概念・※」の対象者は「序」は1ラウンド目。「破」は2ラウンド目。「急」は3ラウンド目の敵出番開始時に「ドッペルゲンガー」となったキャラクターはこの魔物の眷属となり、ロストします。
[補][準]術式記述(真/操)/必中
戦闘準備時にのみ使用します。任意のプレイヤー2名をそれぞれ「術式記述(真)」か「術式記述(操)」状態にします。
●ギミック
この魔物が主動作とは別に様々な効果は発動します。ギミックは3ラウンド目まで存在します。
●1ラウンド目
[常]術式発動(真)/必中
プレイヤー側のキャラクター全てに「n×10」点の炎属性魔法ダメージを与えます。「n」には「術式記述(真)」の対象となったキャラクターが行動した順番が代入されます。(騎獣などはカウントされません)
[常]術式発動(操)/必中
プレイヤー側のキャラクター全てに「(7-n)×10」点の水・氷属性魔法ダメージを与えます。「n」には「術式記述(操)」の対象となったキャラクターが行動した順番が代入されます。(騎獣などはカウントされません)
●2ラウンド目
[常]術式記述(深)/必中
プレイヤー側のキャラクター1名に「術式記述(真)」もしくは「術式記述(操)」のどちらかの状態にし、敵手番開始時に「[常]術式発動(真)/必中」か「[常]術式発動(操)/必中」を発動させます。どちらの能力が付与されたかは、ラウンド開始時に任意の魔法行使判定か、危険感知判定で「24」以上の値を出せば判明します。3名以上のキャラクターがこれに成功した時、この能力は消滅します。
[常]万象灰燼/生命抵抗判定/30/半減
プレイヤーのラウンド中に発動します。該当のプレイヤーの手番開始時に炎属性の魔法ダメージを与えます。この時のダメージは1回目、2回目に行動するキャラクターは「12」点。3回目、4回目に行動するキャラクターは「18」点。5回目、6回目のキャラクターは「24」点となります。行動順に騎獣などは含まれません。
[常]アイオンピュール/精神抵抗判定/32/半減
プレイヤー側のキャラクターに「30」点の呪い属性魔法ダメージを与え、更に次の1回の魔法ダメージを「10」点余分に受ける状態にします。
●3ラウンド目終了時
[常]幻想は湖光よりはじまりて
???
戦利品
- 自動
- なし
解説
ヴォーティガーンの本質は「孤独」そのものでした。
弱小の国の王として生まれた王は、国の存続のために心を悩ましていました。周囲の人々は「どうせ他国に支配されるのだ」と、彼の「国を守りたい気持ち」と「国を押し上げる野心」を理解してくれるものは誰もいませんでした。
ところが彼には才能がありました。あらゆる魔法の才。そして、精霊体、妖精、魔神らも縛る力を持ち合わせていました。そんな時、彼は偶然にも「受益者のシンボル」を「ドッペルゲンガー」に呑喰させる術を手に入れました。
これだと確信した王は、自身の国家の中枢や騎士を「影の魔神」へと変質させていきました。特に「死んだはずの兵士のシンボル」から「ドッペルゲンガー」を生み出す技は無敵の国家を生み出す先駆けとなりました。
しかしそれらは、彼を更に孤独へ追いやりました。単なる孤独ではなく、人間という存在からも隔離する「孤独の王」として自らの体を窶していきました。唯一の肉親として残った娘でさえも彼の在り方に意を唱えました。
──とまあ、これが卑王の物語だ。そう考えれば、この姿は哀れな王の結末としては相応しいと思わないか?