“海王”ングーヴ・カブヮ【ヒュージ・シーサーペント】
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 腹具合による
- 言語
- なし
- 生息地
- 海
- 知名度/弱点値
- 16/21
- 弱点
- 炎属性ダメージ+3
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 15(蛇行)/40(水中)
- 生命抵抗力
- 16 (23)
- 精神抵抗力
- 15 (22)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
牙(頭部) | 14 (21) | 2d6+15 | 13 (20) | 11 | 122 | 23 |
体当たり(胴体) | 13 (20) | 2d6+15 | 13 (20) | 10 | 109 | 26 |
尾びれ(尻尾) | 15 (22) | 2d6+13 | 12 (19) | 9 | 88 | 18 |
- 部位数
- 3(頭部、胴体、尻尾)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]海王の勲章
その巨体に刻まれた無数の傷跡と打ち込まれた何本もの銛が、海の王者として生き抜いてきた証である。
基礎データに剣の欠片によるステータス上昇分(11個)が反映されています。
[常]銛兵の勲し
先人達の遺した数多の勲章が後に続く者達の道を切り開く標となる。
古傷や打ち込まれた銛を狙うことでより深い傷を負わせることが出来ます。
この魔物に対する命中力判定・行使力判定において、達成値で3以上上回った場合、その攻撃における
クリティカル値を「-1」することが出来ます。(この効果でクリティカル値は「7」以下にはなりません)
[常]水中特化
水中で呼吸・発声ができ、水中の行動によるペナルティ修正を受けません。
逆に、地上ではすべての行動に「-2」のペナルティ修正を受けます。
●頭部
[主]火炎の息/14(21)/生命抵抗力/半減
「射程/自身」で大量の炎を吐き、「対象:1エリア(半径4m)/10」に「2d+12」点の魔法ダメージを与えます。
「[主]呑み込み」により獲物を取り込んだ後、10秒(1ラウンド)の間はこの能力は使用できません。
[主]呑み込み/13(20)/生命抵抗力/消滅
対象を呑み込みます。
対象は移動が出来ず、「部位:胴体」以外は攻撃できず、すべての行動判定に「-4」のペナルティ修正を受けます。
さらに、この魔物の手番の終了時ごとに、「2d+5」点の毒属性魔法ダメージを受けます。
呑み込まれた対象は、この魔物のあらゆる攻撃の対象から除外されます。
獲物を呑み込んだ状態では、この魔物は手番終了時にすべての部位のHPを「5」点ずつ回復します。
体内に獲物を呑み込んだ状態では、新たな獲物を取り込むことはできません。
取り込まれたキャラクターが中から脱出を計るには、口をこじ開ける為に、主動作として
「冒険者レベル+筋力ボーナス」を基準値として、目標値「20」の判定を行います。
成功すれば脱出できますが、その時点で手番は終了します。
こじ開けるのは他のキャラクターでも構いません。
●胴体
[主]ボディプレス/12(19)/生命抵抗力/半減
全身ごと跳ね上がり、全体重を乗せて腹でのしかかります。
自身が存在する乱戦エリア内のすべてのキャラクターに「2d+18」点の物理ダメージを与えます。
この能力を使用するには「部位:頭部」「部位:胴体」「部位:尻尾」のすべての部位が行動可能な状態で、
かつ、1つでも主動作を行っていてはなりません。
そして、この能力を使用するとすべての部位の主動作が完了します。
この能力は連続した手番には使えません。
[常]攻撃障害=不可・+4
大きさが攻撃を妨げます。
[部位:頭部]は近接攻撃の対象にならず、遠隔攻撃対する回避判定に+4のボーナス修正を得ます
[部位:胴体]の㏋が0以下となった場合、この効果は失われます。
●尻尾
[宣]テイルスイープ
近接攻撃可能なキャラクターを任意に5体まで選び、それらに尾びれで攻撃を行います。
命中力判定は一括で行い、複数に命中した場合、ダメージは個別に決定します。
この能力は連続した手番には使えません。
戦利品
- 自動
- ウミヘビのうろこ(200G/赤A)×2
- 2~6
- 寄生貝の大殻(220G/赤A)
- 7~12
- 寄生貝の輝く大殻(1100G/金赤A)
- 13~
- 翠緑の鱗(2200G/金赤S)
解説
全長30mを超える巨体に成長したシーサーペントの変異種です。
レーゼルドーン大陸沿岸の島嶼群近海に君臨し、数多くの船を沈めてきました。
その鱗には無数の傷が刻まれ、巨体には打ち込まれた銛が墓標のように立ち並んでいます。
ハクナ村では海の守り神として畏敬の念を集めていますが、当然ながらこの怪物にとっては
獲物の一種でしかなく、襲われることになれば命を賭して立ち向かう試練と呼べる存在でした。
「Nguvu kubwa」とは「大きくて強い」の意。
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海の主よ、翠の王よ!
汝の息吹に波は立ち、
海は沸き、朱に染まる。
いと高き天の神に銛を掲げよ!
これぞ我らの猛き牙なり。
荒海の王よ、我らが牙を見よ!
小さき牙とて、汝を穿つぞ。
恐れを捨て、いざ立ち向かわん。
神よ、我らを見守り給え!
この荒波を乗り越えし勇者に、
陽と大海の恵みを与え給え!
(ハクナ村口伝『勇漁歌』より)
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