容姿・経歴・その他メモ

外見

柔らかい髪質の、亜麻色の髪と、青い瞳の少年。
物腰おだやかなで、人当たりのよい印象。
身長165cm。

経歴

広大なるルスルリアンの森の外れにある、小さな小屋で生を受ける。

狩人であり、妖精使いでもあった両親のもとで育てられた。
当たり前のように森の中で暮らし、ときおり近くの集落へ行って、森の恵みと必要な物資を交換する。そんな生活。
物心つく頃からそんな環境で生きてきた彼にとって、ある日聞こえてきたフェトルの神託は、ごくの事のように思えた。

ところが、ある時、彼と彼の家族が住む森が、大規模な火災にあい、その故郷を失ってしまう。
原因は蛮族とエルフの戦によるものとも、外から来た人間の手によるものとも言われたが、今となっては定かではない。
唯一生存の望みがあるのは、災害の直前に行方不明になった姉だけだ。

焼け落ちた森に立ち尽くしてなお、フェトルの神託は消えなかった。
自然は残酷だ。しかしそれ故に美しい。

よるべの無くなった少年は、ひとり、森を出ていった。
そんな彼が、流れついた先で冒険者となったのは、ちょうど16才の誕生日のことであった。

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