容姿・経歴・その他メモ

名称

ミカサ・クガミ（久我身 御笠）

容姿

体格

161cm／49kg　具足の内に弩級の何かを備えている模様

髪

長く伸ばした濡れ羽色の黒髪を腰の辺りで1本結にしてある

目

金

肌

色白

角

額に牛の角に似た青白い角（生得的な穢れにより大きさは+2）

異貌

常時（解除するという習慣が無かった為）⇒解除するコツを掴んだ

利き手

右

視力

平均的

服装

色糸や紐による装飾が特徴的な具足に陣羽織、"角隠し"、水干、緋袴

▼人物

一人称

わたくし

二人称

あなた、～様

性格

真面目、勤勉、奥ゆかしい、脳筋

口調

古風、丁寧

趣味

押し花

文字

字体が古く、達筆すぎて読みにくい

生活力

修行中（力加減が苦手）

好き

鍛錬、入浴

嫌い

屍人（アンデッド）

▼来歴

　人と蛮族が共存する異郷の地"鬼ヶ島"から"混沌の坩堝"によってイルスファール王国へと流ついた少女。
種族や文化、価値観の隔たりに戸惑いを覚えつつも自助自立を目指して冒険者の道を選んだ。

　実力史上主義で島民皆兵ともいうべき鬼ヶ島の価値観に染まっており、冒険者のように力ある者は尊重するが、コボルドなどの弱者にはやや冷淡に振舞う。また、ゴブリンやオーガといった悪辣な者やアンデッドに対しては苛烈さを覗かせる。

　異貌状態を解除するコツが習得出来ず悪目立ちしている事を気に病んでいたが、角が装飾の一部のように見える鬼の面を誂え、「異貌状態を晒し続ける鬼人」ではなく派手な仮面を被る奇人を装う事にした。
だが、仮面は割れ、己を偽ってまで取り繕うべきではない悟り、面をつけるのはやめた。
　後にある出来事をきっかけに異貌を解除するコツを習得したが、素直に喜べない方法らしい。

"鬼ヶ島"

　遠き異郷の地に、人と蛮族が相争いながらも共存する島がある。
猛々しき鬼神の亡骸（あるいはその刃）が地の奥底に眠るとされるその島は、昼日中にあっても暗雲が垂れ込め、地に、水に、風に、穢れが満ち満ちた魔境である。忌まわしきその地の名を、"鬼ヶ島"と云う――

　その地に住まう者は"只人（人間）"であっても生まれながらに穢れを宿し、子を為せばいかなる因果か多くの者が"夜叉（ナイトメア）"となる。骸を野に捨て置けば、二晩と経たずに"屍人（アンデッド）"に成り果て、"小鬼（ゴブリン）"が跋扈し、"羅刹（オーガ）"と"修羅（トロール）"が睨み合うまさに呪われた島だ。只人と夜叉は戦禍に翻弄される弱者の側にあった。

　しかし、300年前、島の外からやって来た"勇者"タウロと供の"三獣士"によって、羅刹と修羅の王が討たれた。鬼神の祭祀たる"龍人（ドレイク）"の一族の協力を得たタウロらは"牛頭（ミノタウロス）"、"天狗（ガルーダ）"などの有力部族を悉く平らげられていった。タウロは只人と夜叉、"龍人（ドレイク）"の姫を娶り、
鬼ヶ島を治める王国を打ち建てたのだった。めでたしめでたし――

"鬼ヶ島"の現在

　タウロによって平定されたとはいえ"鬼ヶ島"の住人は総じて血の気が多く、日々争い事が絶えません。基本的に部族(種族)単位で住む場所を分け、それぞれの長が集まって統治するという形式を取っています。その中でもタウロの遺した〈守りの剣〉と数々の秘宝を有する只人と夜叉の連合が最も権勢を誇っており、部族連合を実効支配しています。
　良好とは言えない関係の部族連合ですが、島に立ちこめる穢れの影響でアンデッドが大量発生した時などは一致団結して駆除に当たります。皮肉にもアンデッドという共通の敵が共存体制を支えているのです。

"勇者"タウロ

外界からやってきた"勇者"タウロは不思議な力を持つ剣を携えていました。
ひとたび抜き放てば、歴戦の修羅が剣を交える事すらかなわず地に伏し、屍人達は近づく事すら
出来なかったといいます。他にも見た事も無い数々の道具や聞いた事も無い斬新な知識をもって鬼ヶ島を統一に導いたのです。その数多の功績から、彼は"百(もも)つ勲の勇者"タウロと呼ばれました。

"三獣士"

タウロと共に外界からやって来た3人の勇士達です。各々、異なる獣相を持つ女性であったと
伝えられています。彼が王国を築いた後は、妻としても彼を支えたといいます。

"鬼ヶ島"の住人達

・只人（人間）：鬼ヶ島に生まれた者の多くは生まれつき穢れを有する。
・夜叉（ナイトメア）：只人の胎から生まれ出る鬼人。人ではなく鬼（蛮族）と考えられている。夜叉は鬼神の下僕とも末裔とも言われ、永い刻を生きるのは、祝福あるいは果たすべき使命を与えられているからだと言われています。その為、夜叉の子を産み落として生き長らえる事は誉れとされています。
・犬鬼（コボルド）：弱く愚かで只人にすら尻尾を振るう最弱者。犬畜生と蔑まれています。
・小鬼（ゴブリン）：身も心も醜く卑しい者ども。卑怯で卑屈な振る舞いから嫌われています。
・羅刹（オーガ）：只人や夜叉の生き胆を喰らい、その皮を被る悪辣な鬼。
・修羅（トロール）：鬼神の猛々しさを体現する戦鬼。羅刹とは異なり畏怖と憧憬の対象。
・龍人（ドレイク）：龍の力を身に宿し、命を落とした者が屍人に堕ちないよう浄化する祭司たち。
・牛頭（ミノタウロス）：只人や夜叉を犯し、喰らう野蛮な牛鬼。島固有の種として馬頭もいる。
・天狗（ガルーダ）：翼持つ孤高の鬼。神出鬼没で謎めいた出来事は大抵天狗の仕業である。
・屍人（アンデッド）：鬼ヶ島では短期間で"おきあがり"となる。どの種族にとっても見過ごせない敵。

"鬼ヶ島"の信仰

　"鬼神"と呼ばれる存在が戦と浄火の神として崇められている。一部の祭司のみが知る事だが実態はダルクレム信仰とグレンダール信仰が混在したもの。信仰する者の心の在り様に応じていずれかの神が加護を授けている。
自らを鍛え、困難に正面から立ち向かい打ち克つ事を奨励しています。手段を選ばない勝利は鍛錬が不足している事の証であり、弱者の勝利とされています。
持って生まれた穢れをあるがままに受け容れる事を良しとしていますが、己の度量を超えた穢れを宿し、冥府魔道に堕ちた屍人に対しては一切容赦しません。

"金輪王"

かつて鬼ヶ島を収めていたという夜叉の王。瞳に金色の輪郭を有し、鬼神の化身と称された。

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